やる気を起こす理論的方法

長期間に及ぶ学習期間、その期間中には不安感や焦燥感に駆られ、やる気がなくなる時が必ずくるものです。しかし、合格という栄冠は、その時にいかにして我慢し、学習を継続できた人だけに与えられるものです。このページでは、そんな、苦しい時に踏ん張ることができる理論的な方法を紹介しましょう。

まずは、1週間や1ヶ月単位の短い期間でやる気を起こす方法です。給料はもとより、報酬こそが人間にやる気を起こさせる最大の原動力です。報酬を与えることでやる気を起こさせることを、心理学では「報酬理論」といいますが、この理論を学習にも適用してみましょう。

例えば、「今週中にこの科目を終わらせる」や「週末の確認テストで満点を取る」などと小さな目標を設定し、それを達成できた場合のみ「録画しておいたテレビ番組を観ることができる」や「デートできる」など、自らに小さなご褒美を与えるというもの。個々の目標と報酬は小さいながら、それを学習期間全般に渡り積み重ねていくことで、最終的には試験の合格というもっとも望むべき、大きなご褒美がもたらされるはずです。

脳を焦らせ興奮させる!?

次いで試して欲しいのが、「デッドライン理論」を活用した学習法です。仕事でも提出期間が迫っている時の方が、より集中力が高まり早く終わらせることが出来た経験は誰しもあるものです。大げさに言えば〝火事場のバカ力〟と同様の理論で、あえて切迫した状況で学習する方が、より効率よく学習を進められるということ。そう考えると、決して遅れることのできない出社時間がデッドラインとなる、早朝学習は理想的な学習スタイルといえそうです。

最後に提案したいのが、少し強引な方法です。誰であれやる気のない日はあるものですが、そんな時に試して欲しいのが、無理矢理にでも机に向かい学習を始めるというもの。これは決して精神論からくる方法ではなく、ドイツの心理学者が発見した「作業興奮」という作用を活用した理論的な方法です。

実はやる気というものは、脳の「側坐核」という場所で生成されるのですが、側坐核が機能するためには、ある程度の刺激と時間が必要なのです。そこで、無理矢理にでも学習を始めることで側坐核に刺激を与え、強引にやる気を起こさせるというテクニックなのです。「今日はどうしてもやる気が起きない」そんな日にこそ、無理矢理にでも机に向かい学習を進めてみて下さい!